PROFILE 朝川万里プロフィール | |
20世紀、21世紀の音楽を専門に、日、米、欧で活躍するピアニスト。 ジュリアード音楽院、エール大学大学院卒業。 2004にはプロコフィエフ没後50年を記念してイタリアPhoenix Classics社 からプロコフィエフピアノソナタ:「戦争ソナタ6、7、8番」のCDをリリースし、「奥に秘められた作品の豊かさを浮き彫りにしていく成熟度の高い演奏」「近年はやりの怒り肩のプロコフィエフとは一線を画している」と高く評価された。 その後、イタリア、日本、イギリスを含む計10カ所でのプロコフィエフピアノソナタリサイタルや、イタリア、フランス、スイス、日本にて「ピアノが奏でる20世紀の音」と題するリサイタルを開催。 2012年2月には、アメリカ・ニューヨークのカーネギーホール・ワイルリサイタルホールとニューヨーク州立大学で、アメリカを代表する作曲家エリオット・カーターのピアノ作品のリサイタルを開催し、その場に来場した103歳のカーター氏の賞賛を得る。 同年12月に東京・杉並公会堂にて開催されたエリオット・カーター追悼演奏会・ピアノリサイタルがNHK FM「現代の音楽」にて放送される。 2016年に再度渡米しベイツ大学及びカーネギーホール・ワイルリサイタルホールでリサイタルを開催した。長年に渡りカーター音楽を日、米、欧で演奏を続けてきた功績が認められ、2017年にはカーター氏が存命中に設立したAmphion 財団より助成を得て、日本人アーティストとして初めてのカーター録音を行い、2018年の夏にアメリカのCentaur Records (CRC 3646S)よりリリースされたCDは、日本、アメリカの音楽誌で高く評価され、『レコード芸術』誌では「特選盤」に選ばれた。同年、東京とニューヨークでCD発売記念リサイタルを開催する。2019年にはニューヨーク近郊の大学5校でレクチャーリサイタルを開催。 現在、愛知県立芸術大学、玉川大学、放送大学で非常勤講師を務める。 近現代ピアノ音楽塾主宰。 |
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